カーテンを開けてみる空泣いている その悲しみはいずれ晴れよう
はっくしょん!思わぬくしゃみに飛び跳ねる スマホはどこへ行くのだろうか
お昼寝を十五分だけそう思い 目を覚ましたら朝食時間
すやすやと気づけばいつも夢の中 「その癖直せ」父の口癖
一瞬の油断がまねく頬火傷 しみる痛みにひきつる笑顔
この傾斜緩やかにして足にくる 明日はきっとサロンパスの日
耳たぶにふれる猫の手柔らかい 気まぐれに甘え爪刺してくる
ざあざあと大雨小雨方振りが 続く日々には家でぐっすり
ぐっすりと目の前で寝る猫半目 怖いがそれも可愛さだよね
アールグレイの香り響くリビングに 並ぶポテチがこぼれ落ちる音